ヴィンテージカーをご存知でしょうか?
恐らく「ヴィンテージ」という言葉はご存知だと思うので、イメージは湧くという方は多いのではないでしょうか。
ただ、具体的にピンとくる、という方は少ないのでは。
「昔の車でしょ?アンティーク車とか中古車と同じじゃないの?」 というように「似たイメージを持つ言葉」と混同してしまうという方もいらっしゃると思いますので、今回はヴィンテージカーとはどういうものなのか、またその代表例をお話ししたいと思います。
・ワインの収穫年から派生した、「どれだけの“深み”が出たか」を図る指標 ヴィンテージは、元々「ワインの収穫年」を表す言葉でした。
また、当たり年のワインは「ヴィンテージ・ワイン」と呼ばれていて、高級ワインの代名詞とも言われます。
ヴィンテージ・ワインの反対語となっているのは「若いワイン」です。若いワインは熟成されていないので飲み頃ではない、ということです。
ここからわかるのは「ヴィンテージ」という言葉には「熟成された、深みのある」といったイメージがあるということです。
「年数が経った」と同時に、「深みのある」という意味が込められているということですね。
古いだけでなく、希少で質の高い車であるものを「深みのある」車としてヴィンテージカーと呼んでいます。 続く