まさかの３連載となってしまいましたが、今回で最後になります。
引き続き価値の高い車の選び方のポイントを見ていきましょう。

・車種の中で最も売れているグレード
今回は車種ではなくグレードのお話です。
これも背景的な理由は同じです。
「需要が高いものは価値があがる」という法則に当てはめれば、一番売れているグレードが車種の中で価値が高いのは当然ですね。 ここで勘違いしてほしくないことは、「一番高いグレードではない」ことです。一番高いグレードはむしろ需要が少ないため、投資額に対してリターンが少なくなります。最もコストパフォーマンスが高いのは、「一番人気のグレード」となります。

・無難な色
ここまで見られた方ならお気付きかと思いますが、無難な色は「需要が多い」です。需要が多いということは、価値が高くなるということですね。 車において無難な色は、「白」「黒」「シルバー」でしょう。無難だからといって「かっこよくない」というイメージは持たないでください。これらの「モノクロ」色はスティーブジョブズがデザインに取り入れたことからもわかるように、カラーデザインの中でも完成された色調の一つです。 色が決まらないという場合は、人気色にするとコストパフォーマンスは高くなります。 いかがでしたでしょうか。

買うときに、売るときのことを考えるというのもおかしな話なのかもしれませんが、かなり大きな金額が動くので家計への影響を考えると一考に値するかと思います。 車選びに迷ったら、こんな選択もあると知っていただければ幸いです。