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海外と日本、中古車売買方法はなぜ違う?part2

前回は海外における「購入手続きの複雑さ」が違うということをお話ししました。

今回は、その他の要素についてお話しします。

 

・車検がとても甘い 前回に引き続きイギリスを例に挙げると、イギリスの車検(MOT)では新車購入から3年後に最初のMOT検査、以後1年毎に検査を行いますが、車検基準は「安全であること」だけなので、日本と比べると車検がとても甘いので通らないことはほとんどありません。

ロードタックス(道路使用料)さえ払っておけば基本的に車には乗り続けることが可能なので、中古車で査定を気にするなんていうことはないのです。

 

・個人間売買が多い国は税率が高い 海外では消費税が20%などの国もあり、店舗を介することで大きく消費税がかかってしまう国が多くあります。

税率20%のイギリスでは個人間売買は約80%、税率19%のドイツでも個人間売買は約80%なので中古車売買の大部分を占めています。

手続きが簡単なことも相まって一般的に広まっているようですね。

 

※日本では制度上難しい・・・ 海外で個人間売買が流行っているからといって、日本でもやればいいかと言えばそんなことはありません。

日本では手続きが複雑なので、個人間売買をすると今まで店舗が肩代わりしてくれていた面倒な手続きを自分でしなければいけません。

 

また、個人間売買では信用が確保できないので、慎重な日本人の性格にもあまりマッチしないように思います。

国の制度や国民の性質によって、適した売買の形は変わっていてしかるべきでしょう。